2023年1月6日金曜日

堀口恭司 新団体設立について

本日は年明け一発目のラントレしました。

ただの格闘技オタクですけど走ると気持ちいいですね、

お空も実に晴れ渡ってますし。


シャドーも交えてるんですが、

通りすがりのおじさんに声かけられちゃいました。

『やってるの?頑張ってね!!』

いや、オタクなんですけど、いや、ありがとうございます、はい😓


で、一オタクではありますが、昨日から

格闘技関連のニュースでビックリするような報道があり、

それについて思うこと書きたくなってしまいました。


なんとあの世界の堀口恭司選手が格闘技の

新団体を設立することを発表したそうです。


昨夜、報道直後に削除されたこともあり、

フェイクニュースかな?とも思ったのですが、

本日になってどのマスコミでも報じられるようになりました。


どうやらマジのようですね。正直驚きました。


以前、堀口選手は自身の動画で

RIZINのバラCEOさんとの対談の際、

『引退後にATTの日本支部みたいな

ジムを開くつもりとかは無いの?』と聞かれ

『日本では格闘技におけるビジネスがまだ受け入れられる土壌が無い』

みたいに答えていたからです。


今年は適正階級のフライ級に戻すことを宣言したこともあり、

堀口選手であればマジのUFCのベルトをとれるんやないか、

と期待していたところでもあるのですが、ここにきて

まさかの新団体設立とは!


ご存知のようにも堀口選手は現在の日本の

総合格闘技界においては至宝ともいえる存在、

アグレッシブかつ精妙なファイトスタイルを見ても

大好きな選手なのですが、うーむ。


発表されたコメントなどを見る限り、

流行りのあのクソみたいなやらせ喧嘩劇とは差別化を図る、

子供たちに夢を与えるようなイベントを提供して

日本の総合格闘技の発展に貢献したい、とのこと。


堀口選手のこれまでの功績などを見ても、

その志に偽りは無いでしょうし、その趣旨にしても

大いに賛同したいところではあるのですが、

ちともやもやするものがあります。


まだ現役、そのうえ世界のトップどころを狙う選手です。

単純にその妨げにならないかと懸念もあります。

これまでのように練習だけに

集中できるような環境を維持できるのか?

やはり興行を打つとなると一筋縄ではいきますまい。


まず差別化を図るとのことですが、

本格志向ということで、クソやらせ喧嘩茶番劇の類のものとは

当然一線を画し、もっときちんとした

格闘技のイベントを開催されるのかと思います。


ただ既に修斗・パンクラス・DEEPという老舗団体があるうえ、

何気に昨今では団体が乱立しているような様相も呈しています。

特にアマチュアのイベントですね。


youtube向けなのか、私めにとっても馴染みのある

武術的な色を全面に押し出したようなイベントもあります、

話題になっている達人みたいな方を招聘して。


それらと差別化を図るため、どういった戦略が頭にあるのか?

本格志向と言ってもただ単に有望な選手を集めて試合するだけでは、

独自色を出すのは難しいだろうし、アマチュアの選手に光を当てる、

子供たちに夢を見せる、と言ってわんぱく相撲レベルのものでは

金を払ってみる値打ちがあるのか、と思ってしまいます。


はっきり言って、ここ最近で一部の界隈で話題になっている、

アマチュアを集めたイベント、クソやらせ喧嘩劇も併せて、

まったく見る気にはなりません。


むろん、人によって好みがあるのは大いに分かるのですが、

あの格闘技のバブル時代ともいえる三銃士・四天王を始めとした

平成プロレス・K-1・PRIDE、あの熱狂を間近で見た

世代の我々としてはどうしても安っぽく見えてしまいます。


この辺り、RIZINが生んだはぐれ悪魔コンビ・平本蓮とシバター。

あの二人の言うことに結構共感してしまう部分が多々あります。

あんなのと一緒にすんじゃねーよ、的な?


利益につながれば何でもオッケーという理屈は

ビジネスの常で多いに理解できるのですが、

一過性のものであることが多く、

安っぽいものは遠からず淘汰されていくでしょう。


そう考えてみると近年国内で発足された新興格闘技イベントで、

ホントの意味で本物志向(変な言い方ですが)であると思えるのは

桜庭和志氏が旗揚げしたグラップリング大会

『クインテット』くらいかな、と。


まあ、色々言いましたが、

今後堀口選手が変わらぬ活躍を続け、王座を奪取し、

さらには新団体が首尾よくいけば、全く問題が無い訳でありまして。

そういけば良いな、と思っております。


なにはともあれ、堀口選手、頑張って欲しいものです。


最後に、年末のRIZIN40。

後半の対抗戦セレモニーの動画を観ましたけど、

あれはPRIDE世代である我々はガチで涙出ますね。


観客のボルデージは勿論、選手たちもガチで

テンション上がってたの分かりますね。

(特にアーチュレッタ!)

セコンドで来日したあのヌルマゴメドフ氏も

居ても立っても居られない様子で立ち上がってそうですから。


個人的なことを言えば見たいのはアレです、アレ。

あのテーマが響き渡り、大喝采の中、花道を歩く。

youtuberだのホストだのチンピラだのはいらない。

あそこに立てるのは本当に選ばれし者のみ。

リアルな超人たちによるリアルファイト。

かつて熱狂した古き良き時代をガチで思い出させてくれました。

あれでレニーさんのコールがあればマジで言うこと無しでしたね、はい。

ではでは


            つれづれRyoちゃんねるも宜しくです


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