2022年12月23日金曜日

格闘遊学会

 私めが参加する格闘技サークルを紹介します。

格闘遊学会

年明け2023年で、五年目になります。早いものです。


決められた流派・スタイルの練習をするのではなく、

”自主練”がコンセプトの場。


二人一組になり、時間を定めたうえで

まずは一方がやりたい練習を申し出、時間が来たら相手と交代。

先行・後行で双方が終わったら、その組は終了。

参加人数にもよりますが、別のペアを組み、

同じように行い、回していきます。


具体的にどんなことをやるかって言うと、

もう一度言いますが、決まっておりません。


参加者はそれぞれ修行する或いは所属するスタイルを持っており、

例えば道場で習った技を復習したい、反復したい。

弱点を補強したい、蹴りが苦手だからミットを持って欲しい、

ディフェンスの練習をしたいからスティックミットを振り回して欲しい。

或いはこないだyoutubeで面白い技をやってたからそれを試してみたい、

最近、不思議な能力に目覚めたので気で吹っ飛ばす練習をしたい、

なんてのもアリといっちゃアリです。


厳守すべきなのはケガをするような無茶な練習はしないこと、

またそのリスクがあるガチの組手・スパーなどはやりません。


繰り返しますが、あくまで”自主練”、

つまり補強練にフォーカスしているのであって、

それで怪我をしているのでは本末転倒と言えましょう。

リスクを負うなら四の五の言わず、

とっとと自分の道場でガチで殴り合いをしてしまえば良い話。


格闘技サークル。って、まあ、アマチュアの社会人が運営するのが9割ですが、

良くも悪くもたいがい同じようなことやってる印象です。


ミットをポコポコ叩いて、グローブ・レガースつけて

なんとな~くK1とかMMAっぽく、またポコポコとたたき合う。

誇張抜きで本当にこんな感じで終わりです。


で、大概は主催者が自分より身体の小さいやつとか

経験の浅いヤツ相手にスパーリングでマウントとって

満足気にしてる、という。練習後、参加者(子分?)を

引き連れて飲みに行く、みたいな。

ほぼプロで活躍するようなのは皆無で、図体ばかりはいっちょ前。

せいぜい社会人大会で入賞しました程度のレベル。


私めの浅い経験で全てを括る訳ではありませんが、

体験的にもこの印象を拭い去るのはちょっと難しいです。


スパーリングも勿論大事なのですが、それ一辺倒だと必ず頭打ちに陥るし、

場合によってはごっこ遊びレベルで完結してしまう可能性もあるし、

それでも大の大人が打ち合いをすれば思わぬ大けがをするリスクだってある。

ある時から格闘技ブームに乗じて、かつては高価でなかなか手を出しずらかった

格闘技用品も今では安価で手軽に入手できるようになりました。


道具はそれなりに揃えることが出来るので、

それだけ ”それっぽく” やることが簡単になりました。

草の根が広がることは良いことだとしても、

きちんとした指導者がおらず、試合の模倣をするだけの練習には

色々な意味で危なっかしさを感じます。


残念ながら私めが目にしてきた格闘技サークルみたいなのは

ちょっとその辺りの意識が希薄と感じぜざるを得ない、というのが本音。


そんな私めがここは画期的だな、来る価値あるな、と感じ、

通い始めて5年目を迎えるのが格闘遊学会です。


立ち上げ人である畑目さん(仮名)のアイデアが素晴らしかったですね。

いつも考えながら練習に取り組み、技術向上に努めておられます。


私めもその創意工夫のもとで考案された対人練習など、

なるほど!!と感心させられること多々あり、

実際にそれをやらせてもらって確かな技術向上も実感できるに至ってますし。


さて、年内最後の遊学会は12月29日の予定です。

年末特別企画っつーことで、計6時間確保しているそうです😅

一生懸命、楽しみながら頑張りましょう。


           つれづれRyoちゃんねるもよろしくです




0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

ありがたいブログ

ネットサーフィンをしているうちに 意拳を研究されている方のブログを見つけた。 ⇒ 意拳浅談 王薌齋先生の著書『意拳正軌』を始め、 様々な論文の翻訳を載せてくださっています。 ありがたや ありがたや。 凄い勉強になるし、改めて読んでみると意拳って、 深く研究されている方が多く、それ...